2010年9月29日水曜日

豊かさの果て

効率化によって色んなものがあふれ、簡単に手に入るようになる。社会への貢献といった目標を達成するよりも能力のないと感じる人間は安価な快楽に走り安くなる。安価な快楽とは安い食べ物や安いポルノだ。アメリカ合衆国の貧困層に肥満が苦しんでいるのは高カロリーのジャンクフードを快楽を得る手段としている事に起因する。またインターネットを流れるポルノも安価な満足の対象となり、面倒くさい実際の男女を求める行為を行わなくなり少子化へ進む。アメリカが移民を受け入れ続けなければ国として成立たないのもその一つだ。金融のバブルのようにいづれ人のバブルがはじけるときが来るのだろう。

協力隊としてのミッション

人がすべき事について考えてみる。知り合いが青年海外協力隊として出発した。青年海外協力隊とは主に先進国から発展途上国へと人が実際に働きに出る仕組みである。お金だけではない人為的な支援の意味がある一方で、豊かな国で暮らしていては分からない事を学ぶ機会として利用する人も多い。実際日本のような守られた国で過ごしていては海外の出来事は分からないだろう。その意味で協力隊が果たす役割は多い。では向こうで仕事をしてきてその後どうするのだろうか?実際出かける期間は2年などの期限が定められているのでそのあとする事に困るのではないだろうか。最近では青年から老年までの人が協力隊として参加するというが、老年の方(定年後)はまだしも、それ以外のまだ仕事をしたい年齢の人はどうなるのだろうか。今日は疑問のまま。

2010年9月28日火曜日

仕事する理由

最近の書店の並び具合を見ていると、仕事の意味をとうといった話がブームかと思う。

意味を問いながら進めるという事はそれだけでも幸せかもしれない。私にとって仕事とは?と聞かれるとしかし非常に悩む。真っ先に頭に浮んでくるのは他の人の為の活動だという考え方。他の人の為になる事とは、人の役に立つ。仕える事。仕える対象は社会。仕事=活動という意味で捉えている。動くという事自体が他の人に影響を与えるという事になるからだ。しかし他の人に影響を与える事が良い事なのか?単純に影響と括ると良くなさそう。というより<良い>という事は何なのか?良いという意味は時代時代によって異なるものであろう。その時々の良いという状態を見つけなければ良い行いは出来ない。

2010年9月27日月曜日

笑いの種類

笑いには種類があるのだろうか?それは何の笑いか。いわゆる漫才やコントに表れるような単純な笑い。深い笑い。泣く笑い。納得する笑い。怖さからの笑い。これらのカテゴリー訳によって多様な笑いが生み出せる。誰か分類してそうだが、まず置いておいて考えてみる。
人間の感情は喜怒哀楽。笑いはこのカテゴリーの中に入るか?いや、それらの感情に付加していく行動ではないか。喜びの笑い、怒りの笑い、哀しみの笑い、楽しみの笑い。普段笑いと言うと最後の<楽しい>の部分が特に笑いとして強調される。これだけが世間的に笑いと(意識的には)認められている。他の笑いはというと、喜びの笑い、これもありそう。怒りの笑い、実際にはあるがなかなか普段の生活の中で笑いと言った時にはうかんでこない。哀しみの笑い、これは笑わなければ意識が非常になりそうなといった場面ではありそう。楽の笑い。これは普通か。怒哀の二つの笑いについてはドラマなどで描かれる場合も多いが、それ以外の笑いは日常の笑いのポジションといえるだろう。笑いはつまり動詞であって他の感情とくっつける事で初めて生きる。喜怒哀楽を基本の感情としそれを展開した先にある感情・複雑な感情に対しても笑いは適用できるのではなかろうか。どんなときに喜ぶか、どんな場所で起こるか、どんな人に悲しむか、どんな現状を楽しむか。それらの笑いをつめていくとベーシックな部分が現れてきて面白そうだ。

2010年9月26日日曜日

読書について

読書とは何かというと、そのまま読むという事。
読むということは刺激を受けて考える事になるのではと思います。自分の思考の訓練であり、知的な活動といえます。知的な活動に価値があるのかというと、知的な活動なくしては人間としての人生の生きている意味が薄れてしまう気がするのです。その意味を求めるために知的活動をしているのでしょうか。どちらが先なのだろうか。意味というものを人生に求めるという事が既に違っているかも。意味を持つとはなにか?良いことなの?なぜ人は生きるのか生きなければならないのだろうか。非常に難しい。恐らく解決不能。この世の中に生れ落ちて、その時間を生きている訳ですが、単に時間を過ごしているというのではなく、その動きこそが時間となり動きとなり活動となる。動きこそが時間。ウゴかな駆れば時間は過ぎないし、意味がない。うーん、なぜここでも意味という言葉を使ってしまうのか。意味という漢字を調べてみましょう。

意:音+心。「言を察して意を知るなり」音は言(祝詞)に対して、「神の音なひ」すなわち「おとづれ」その神意を憶度すること。意味を展開して、おしはかる。広く物事を推量して考える。考えてその意思を定める事。意味=おもむき。

本を読むという行為についてです。本を読むという事は意味がある事か。時間は過ぎそれは活動していることになるか。相対性理論をアナロジーにすると、時間はその動きの速さに影響をうけるといいます。ここが何かキーになっている気がしてならないのです。

「脳幹    = 爬虫類の脳 = 生きるための基本   」

「大脳辺縁系 = 馬の脳   = 喜怒哀楽・感情    」

「大脳新皮質 = 人の脳   = 五感・言葉・記憶・思考」

考えて、人間が生きるという事は、その動物の脳を隅っこにおしやって人間の脳を生きる事です。

2010年9月23日木曜日

コルチゾール

ストレスとは、生物学的には何らかの刺激によって生体に生じた歪みの状態を意味している。元々は材料力学上の言葉で例えばスプリングを引き伸ばしたり、ゴム球を押し縮めたりした時にその物質の内部に生じた応力の事を言う。

ハンス・セリエはこの非特異的生体反応を系統的な一連の反応として捕らえストレス学説(ストレス理論)を提唱した。この学説ではこのようなストレス状態は主として内分泌系、特に脳下垂体、副腎皮質系が主役を演ずるものとしある種の心臓血管系、腎臓、関節等の疾患の原因は、この反応に深い関係を有しているとした。

コルチゾール(cortisol) は副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン(hydrocotisone)とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。また、このホルモンは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者の脳のMRIなどを例として観察されている。海馬は記憶形態に深く関わり、これらの患者の生化学的後遺症のひとつとされている。

心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。心的外傷後ストレス障害(PTSD)・うつ病の患者にはその萎縮が確認される。

◆Lewis CarrollとHenry Holiday 『スナーク狩り

DTCP-IP

主に家庭内LANなどのIPネットワーク内で、著作権保護技術(DRM)により保護されたコンテンツを伝送するための技術規格。IEEE 1394などの通信規格において実装されていた著作権保護技術であるDTCP(Digital Transmission Content Protection)をIPネットワークに適用したものである。

DTCP-IPは、コンテンツを暗号化してIPネットワーク上に送信することで、パケットの盗聴によるコンテンツの不正なコピーを防ぐ。またコンテンツが家庭内LANからインターネットなどの外部のネットワークへ流出することを防ぐことでコンテンツの著作権を保護する。

現在、デジタルデータの著作権保護技術(DRM)として、ソニーのOpenMGやMicrosoft社のWindows Media DRMなど多数のものがあるが、これらは各社が独自に開発したものであり、各技術の間の互換性がない。このため、例えばある企業のDRM技術により著作権保護された音楽ファイルを、家庭内LAN内の別の企業の開発したデジタルオーディオ機器に転送して再生するということができない。

DTCP-IPでは、各企業の開発したDRM技術の差異を吸収し、家庭内LANでの著作権保護コンテンツの共有を可能にすることができる。これはコンテンツをダウンロードした時点で各社固有のDRMによる暗号化をDTCP-IPによる暗号化に変換し、家庭内LANにあるDTCP-IP対応のデジタル機器に配信することで実現される。

2010年9月22日水曜日

ドミニク・グロシュー

1980年代、金融界で実業家として成功を収めたのち、交通事故に遭遇して4ヶ月もの間昏睡状態に陥り、後に人生観を変える。数々の著作を発表し“ミスター・ハピネス”として知られる。著書に『幸せはいつも素顔』等。

2010年9月21日火曜日

木の下に肥点を加えて、木の根元を示す。

「木下を本と曰ふ」とあり、「木上を末と曰ふ」と相対。

本末(根元と末端)・本支(本家と分家)のように、場所や位置を指示する。

2010年9月19日日曜日

主体性

普段の生活において、いかほどの主体性を発揮しているだろうか。

いや、如何程にという所か。

世の中と関わり、人と出会い、会話を行う中で作られていくもの。自分の関心のある領域と影響できる範囲の領域とが大きくかけ離れているならば、それは望ましい事ではない。それは余りにも影響されすぎているという事になってしまう。

また自分の関心のある領域の外へ影響を与えようというのも傲慢だ。

主に体から生じる性質。自分の体から生じるもの。生きるとは生じる事なのかも知れない。

主体的の反対は反応的。

2010年9月11日土曜日

P/PCの関係

P=Performance
PC=Performance Capability
P/PCの相互関係を考える事は、結果を生み出す最も効果的な方法である。
黄金の卵を生み出す鶏の話を思い出して欲しい。「貧しい農夫は、ある日黄金の卵を自分の鳥小屋に見つける。それは自分の買っている鳥が産んだものだ。最初農夫は半信半疑のままそれを売りに出してみるが、それは本物の黄金であり高値で売れた。来る日も来る日も黄金の卵を持っていってはついに農夫は大金持ちになる。しかしある日農夫は一日1個しか生まない卵を一気に手に入れようと鶏の腹を割ってしまう。しかしそこには何もなく、黄金の卵を生み出す鶏をも農夫は失ってしまうのだった。」
この話にあるように結果(performance)を生み出すにはそのPC(Perfomance Capability)のケアも大切、相補的に気に掛けていなければならないという事である。その結果ばかりを重視して、従業員をおろそかにしてはならないし、教育だけに力を入れていても当事者を養っていく事も出来ない。
任天堂の岩田社長が述べていたが、会社は走りながら次の戦略も練っていかねばならない。それはつまり、エンジンを修理しながら飛んでいく飛行機のようなものだ、と言っていた。ここでは修理のみならずその開発・能力の向上もその視野に入れている。

2010年9月7日火曜日

学名:Citrus tachibana
日本では固有のカンキツ類で、実より花や常緑の葉が注目された。マツなどと同様、常緑が「永遠」を喩えるということで喜ばれた。
『記紀神話』には、垂仁天皇が田道間守を常世の国に遣わして「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)・非時香木実(時じくの香の木の実)」と呼ばれる不老不死の力を持った(永遠の命をもたらす)霊薬を持ち帰らせたという話が記されている。『古事記』の本文では非時香菓を「是今橘也」(これ今の橘なり)とする由来から京都御所紫宸殿では「右近橘、左近桜」として橘が植えられている。ただし、実際に『古事記』に登場するものが橘そのものであるかについてはわかっていない。
文化勲章は元々桜であったが昭和天皇が「文化は永遠である」と言い、咲いて散る桜ではなく、常緑の橘を勲章にしたという。

【南橘北枳】なんきつほっき
人は住む環境によって、善悪どちらにも変わることのたとえ。
江南の橘(たちばな)を江北に移植すれば食べられない枳(からたち)に変わることから

『橘は実さへ花さへその葉さへ 枝に霜降れどいや常葉の木』
聖武天皇 巻六 1009

2010年9月6日月曜日

日本の自殺

日本の自殺率はOECDの中できわめて高い(韓国につぐ2位)
また40~55歳の年齢で高いのも特徴。
韓国では芸能関係者が多いのに対し、日本では一般の人にも自殺者が多い。
理由のトップは経済・生活・勤務問題。
韓国では体裁が重要な一方で日本ではセカンドチャンスの無さ、恥の文化に起因すると考えられている。
日本政府は「いのちを守る自殺対策緊急プラン」として、ハローワークにおける心の健康相談や中小企業経営者向け法律相談等を実施した。3年間で100億円。相談員一人当たり年100万円の報酬で雇う。大学院卒で臨時アルバイトの立場。
どこまで本気で相談に乗れるのだろうか。

日本の自殺要因(遺書から)
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2010年9月4日土曜日

おいしい水を手軽に

おいしい水を簡単に

1.水を一晩寝かせる。カルキが抜ける。
2.沸騰させる。硬度が下がる。
3.レモン片を入れる。アルカリ成分が消える。

1が一番簡単か。

マネーストーリー

人生は振り返らなければ理解できないが、前を向かなければ進んでいけない」
キルケゴール