2015年7月25日土曜日

貯金は美徳は本当か?

戦費調達に困った大蔵省に「国民貯蓄奨励局」が設立されたのが昭和13年(1938年)。国を挙げての貯蓄奨励キャンペーンだ。スローガンは「家は焼けても、貯金は焼けぬ」。
昭和16年(1941年)に「国民貯蓄組合法」によって全ての国民は職場や学校や自治体の構成員となり、組合を通じて郵便貯金を強制させられるようになる。この貯金は軍需産業へ流れる。