2007年2月10日土曜日

なかなか

中々、自分の思うようには行かないものだ。
若い頃には何でも出来るって思ったりしてた。
学校の勉強をしたり、習い事をしたり、一生懸命に努力をすればそれは何でも叶えられる事なんじゃないかって思ってた。
今この年齢になってみてそれは自分には合わない考え方なんじゃないかと思い始めてきた。なんでもかんでも出来る訳じゃない。それは、子供である世界と違って社会には色んな世界がありそれぞれの世界には多くの人々が暮らしている。そんな社会で色んな世界にちょこっと顔をみせていい顔をして去っていくって行き方は無理なのだ。やっぱりどこにでもプロはいる訳でそのプロが居るからこそそれを消費する人々が居て経済が成り立って需給の関係が成り立って居るんだ。そんな基本的な事に今更ながら気づく。いや、気づくというよりもそれを真正面から見る機会を避けていた気がする。
こんな観念的な事を書いてしまうのはそれも薄っぺらいって事なのかと自虐的になるね。
でも、それを考えられるだけの余裕があってまだ良かったと思う。思考が硬直してしまわない内に出来る事をしておこう。これから先、選択を行おうと思う。自分の世界を見据えて何処に居るのが心地良いのか、そこで何をするのか、どこのプロになるのかを。