2013年6月16日日曜日

ドコモ=Tizen≠iOS

Interopでの講演

ドコモは現在のスマートフォンの動向について説明した。
今日のスマートフォンにいたるまでの大きな動きは、iモード、Linuxが、世界的に大きなブレイクスルーになったという。

■状況
・世界的にスマートフォン市場は拡大基調
・FacebookやグーグルなどOTT(Over The Top)プレーヤーが影響力を持つ
・スマートフォンを提供するベンダーも、現在はアップルとサムスンが大きなシェアを獲得

■見方
・ドコモはクロスデバイス、クロスネットワークで価値を提供するプラットフォームが必要
・クラウドとHTML5が大きな役割を果たす
・サービスとネットワークを分離=Tizenのコンセプト

2013年度内に対応端末を発売とか。

2013年6月15日土曜日

iPhone5S 9月初売か

米アップルが9月にも人気スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」の新モデル「5S」と廉価版を発売する計画。さらに追加の新型も。

ロイター通信によると、「5S」は指紋認証機能が導入され、本体はアルミ製。一方、廉価版はプラスチック製で、本体カラーが5~6色用意される見通し。画面サイズはともに、昨年9月に発売された現行モデル「5」と同じ4インチ。アップルは、廉価版の価格を99ドル(約1万円)とすることも議論しているが、流動的で、発売そのものが来年にずれ込む可能性もあるという。

 「5S」と廉価版の液晶パネルは、シャープ、ジャパンディスプレイ、LGディスプレーの3社が供給する。また、「5S」の生産は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が受託し、廉価版の生産は台湾の和碩聯合科技(ペガトロン)が請け負う。

 一方、アップルは画面サイズ4.7インチと5.7インチのiPhoneを来年発売することを検討。画面サイズが従来のスマホよりも大きめで、タブレット型多機能携帯端末より小さい製品は「ファブレット」と呼ばれ、世界的に需要が拡大している。 

Asus 新Nexus7 tablet

ars technicaより、
FCCへの資料によるとASUSの新しいタブレットが登録されたよう。

K009(Nexus)と呼ばれる開発コードで、
スペックは、
7-inch
4コア Qualcomm Snapdragon S4 Pro processor (APQ 8064)
4,000 mAh バッテリ
5M リアカメラ
4G LTE

とか、米国での発売は近い。



2013年6月11日火曜日

新MacBook Air

 アップルは6月11日、Appleの年次開発者イベントWWDC 2013の基調講演「Apple Special Event」で第4世代のIntel Coreプロセッサ Haswell を搭載したMacBook Airを発表した。国内でも同日より販売を開始している。価格は9万8800円〜。

 朝から夜まで持続する「All-day」バッテリライフ──として紹介された新Mac Book Airは、11インチモデルは最大9時間、13インチモデルは最大12時間駆動する。11インチモデルなら最大8時間、13インチモデルなら最大10時間、iTunesで映画が楽しめる。スタンバイ時間は最大30日。

 Intel HD Graphics 5000を装備し、これまでよりもグラフィックス性能は約40%向上したという。また、最新のWi-Fiテクノロジ、802.11acに対応し、同日発表されたAir Mac Extreme(1万9800円)やAirMac Time Capsule(2Tバイト:2万9800円〜)などの対応製品と接続すると、従来よりも3倍速くなるとしている。

 11インチモデルは、1.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)Intel HD Graphics 5000、4Gバイトのメモリ、128Gバイトフラッシュストレージを搭載した「11インチ:128GB」モデルが9万9800円〜、256Gバイトのフラッシュストレージを搭載した「11インチ:256GB」モデルは11万8800円〜。64GBモデルはなくなった。

 13インチモデルも、ディスプレイサイズ以外は11インチモデルと同じ構成だ。1.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ、(Turbo Boost使用時最大2.6GHz)Intel HD Graphics 5000、4Gバイトのメモリ、128Gバイトフラッシュストレージを搭載した「13インチ:128GB」モデルが10万8800円〜、256Gバイトのフラッシュストレージを搭載した「13インチ:256GB」モデルは12万8800円〜。

2013年6月9日日曜日

Apple、「WWDC 2013」で新しい「MacBook Air」を発表

Apple appears set to release new versions of its MacBook Air notebook computer at next week’s Worldwide Developers Conference

Apple is planning to release four new Mac models at WWDC, and we narrowed this down to either new MacBook Pro with Retina display models or MacBook Air models.



2013年6月8日土曜日

ダブルコンティンジェンシー

double contingency

銃を持った見知らぬ相手と向きあいながら、「銃を捨てろ。そうすれば、オレも銃を捨ててやる。」と叫んだ場合、たがいが相手が銃を捨てるかどうかに依存してしまう状況が生まれる。このように、ある選択(意思決定)において、この問題と関わりあう相互が、たがいに相手の選択結果に依存してしまうような不確定性な状態がダブルコンティンジェンシーである。

この場合、相手が銃を捨てようと、保持しようと、いずれの場合にも自分の側は銃を保持した方がメリットがあると踏んでしまい、2人とも武器を捨てようとしない状況が生まれる。

相手(他のプレーヤー)がどのような選択(戦略)を取ったとしても、自分の利得の最小値を最大にしようとする推理(最適化に向けた戦略)が働いてしまうことになるが、これはゲーム理論の世界で「囚人のジレンマ」と呼ばれる問題である。また、双方のプレーヤーが戦略を変更する誘因を持たず、たがいに非協力的に均衡してしまう状態のことを「ナッシュ均衡」と呼んでいる(数学者ジョン・フォーブス・ナッシュによって考案)。冷戦時代にアメリカとソ連がたがいに核兵器で覇を競い合っていたとき、双方とも削減しようとしない状況(最善の策がとられとしたとしてもナッシュ均衡にしか到達できない状況)が生まれ、ジレンマに陥っていた。これが囚人のジレンマのパラドックスである。

産業社会やウェブ世界(Web2.0)でも、規制と規制緩和、所有と非所有、有料と無料(戦略)、オープンとクローズ、実名と匿名など社会システムに特有な不確定性に囲まれた状況にある。ウェブ世界では、個人によって処理できる情報量が一定の閾値を越え、本来の働きを阻害する(情報として活用し難くなる)という状況が頻繁に起きるが、これは、識別・選択が可能な状況にありながら、その行為を行うための推理が働かなくなるという意味で一種のダブル・コンティンジェンシーの状態である。

これらの不確定性を縮減するための方策の1つが「信頼」、「信用」であり、「多様性を包むメタコミュニケーション」である。たとえば、社会システム論のルーマンは、「信頼」という概念を手がかりに、社会コミュニケーションにおけるコンティンジェントな状況の対称性を破る仕掛けを展開し、ウェブ世界(Web2.0)の解釈にも多くのヒントを与えている。

Webより引用