P=Performance
PC=Performance Capability
P/PCの相互関係を考える事は、結果を生み出す最も効果的な方法である。
黄金の卵を生み出す鶏の話を思い出して欲しい。「貧しい農夫は、ある日黄金の卵を自分の鳥小屋に見つける。それは自分の買っている鳥が産んだものだ。最初農夫は半信半疑のままそれを売りに出してみるが、それは本物の黄金であり高値で売れた。来る日も来る日も黄金の卵を持っていってはついに農夫は大金持ちになる。しかしある日農夫は一日1個しか生まない卵を一気に手に入れようと鶏の腹を割ってしまう。しかしそこには何もなく、黄金の卵を生み出す鶏をも農夫は失ってしまうのだった。」
この話にあるように結果(performance)を生み出すにはそのPC(Perfomance Capability)のケアも大切、相補的に気に掛けていなければならないという事である。その結果ばかりを重視して、従業員をおろそかにしてはならないし、教育だけに力を入れていても当事者を養っていく事も出来ない。
任天堂の岩田社長が述べていたが、会社は走りながら次の戦略も練っていかねばならない。それはつまり、エンジンを修理しながら飛んでいく飛行機のようなものだ、と言っていた。ここでは修理のみならずその開発・能力の向上もその視野に入れている。
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