2012年3月19日月曜日

デスクトップOSシェア 2012/2月

Net Applicationsから2012年2月のデスクトップOSシェアが発表された。シェアを拡大させてきたLinuxが、2月では下落。Mac OS Xは順調にシェアを伸ばす。Windowsは引き続き下落が進んでいるが、90%以上を確保しており圧倒的なシェア。

Windows XPはここ数ヵ月微増と下落を繰り返しながらシェアを落としている。昨年の10月に半数を下回り2月になって45%、ここ10ヵ月で10%も下落。Windows 7に関しては1月に下落に転じたが、2月になって再びシェアを拡大させた。

Linuxはここ数ヵ月徐々にではあるがシェアを伸ばしてきたが、2月はシェアを落としている。

Mac OS Xは2月のデスクトップOSシェアで唯一増加。下落傾向が続いていたSnow Leopardが2月に微増に転じている。2月も引き続きLionが増加傾向にあり、LionとSnow Leopardのシェアが逆転する日は近い。

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 91.92% 下落傾向
2 Mac 6.92% 増加傾向
3 Linux 1.16% 下落・増加を繰り返し



Net Applicationより
ネット上のWEBサイト行動などから動作OSを推定している模様。

2012年3月8日木曜日

ポール・エイドリアン・モーリス・ディラック

1902年8月8日・ブリストル - 1984年10月20日
・イギリスの理論物理学者、ケンブリッジ大学のルーカス教授職、フロリダ州立大学教授
・量子力学及び量子電磁気学の基礎づけについて貢献。
・1933年にシュレーディンガーと共にノーベル物理学賞を受賞している。

1925年 ハイゼンベルクによる量子力学の定式化(行列力学) ⇒ 量子力学での力学変数の間の交換子と古典力学でのポアッソン括弧の関係を見出した。量子力学ではポアソン括弧は正準量子化の手続きによって、正準交換関係と対応付けられる。

1926年 シュレーディンガーによって提案されていた波動力学と行列力学との間の等価性を、シュレーディンガーと独立に証明した。また、パウリの排他律を満す粒子の統計力学(フェルミ・ディラック統計)をフェルミと独立に考察した。

1928年 電子の相対論的な量子力学を記述する方程式としてディラック方程式を考案した。この方程式から導かれる電子の負エネルギー状態についていわゆるディラックの海と呼ばれる解釈を提案した。この解釈では電子の電荷と符号が逆で大きさは同じ電荷を持ち、電子と同じ質量を持つ粒子(反粒子)の存在が予言される。(陽電子)

「ディラックのデルタ関数」と呼ばれるδ関数は、数学における超関数理論へと発展し、ディラック方程式においてはスピノールなど新しい数学的概念を生み出した。

『一般相対性理論』 江沢洋訳、筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉
『ディラック現代物理学講義』 岡村浩訳、筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉
『ヒルベルト空間のスピノル』 喜多秀次訳、吉岡書店〈物理学叢書52〉
『量子力学』 朝永振一郎など共訳、岩波書店

Wikipediaなどより引用

2012年3月1日木曜日

セキュリティ専門家

CISSPの管理団体であるISC2は、全世界の情報セキュリティ専門家2256人を対象とした就業状況に関する調査報告書「Career Impact Survey」を公開した。
失業中は3.7%。32%が2011年中に昇格。給料も67.9%が上昇したと回答している。

セキュリティ専門家の未来は明るい。

ISC2のサイトより。