2009年1月31日土曜日

物忘れ

最近物忘れが激しい。
ただ、心理学研究によると、記憶というものは、一生懸命暗記したものでも、一晩たつと、見事に忘れてしまいます。覚えたものの7~8割は急激に忘れさられるけども、残った記憶の部分はなかなか忘れないような仕組みになっているとか。
それは、忘れることも必要という体の機能の一部。昔記憶力が高いという能力を使い芸人として活躍していた人がいたそうで、彼は舞台の上では良いのですが、今日のステージで覚えたことを次のステージでも忘れられず混乱してしまい、むしろ忘れるための努力をしたと言われています。どんな風な忘れる工夫をしたのか気になりますが、その混乱を避ける意味でも物忘れは必要機能なのだ。人間の本質機能ともいえる。
とはいっても忘れると困ることも多々あるのだ。では忘れないようにするには、その人間の機能を認めつつも補完していく事が必要なのではないか。パソコンに何かを記憶させるときには、まず人間の言葉が、パソコンのデジタルなデータに変えられます。そのデータが、フロッピーやハードディスクに蓄えられます。そして、必要なときには、データを検索して情報を呼び出します。人間の記憶も似ています。まず、脳に記憶できるように「符号化」されます。その記憶が、脳に「貯蔵」され、必要なときに「検索」されて出てきます。
では検索力を高めるにはどうするか?シナプスの情報伝播を良くする食べものを食べる。良く寝て頭をまさしく活性化させる。楽しい思い出にするとかがその方法らしい。

2009年1月27日火曜日

フェアユース

アメリカの著作権法で定められた、著作物の公正利用に関する規定、著作権者に無断で著作物を利用する事が出来る。「批評、解説、ニュース報道、教授、研究、調査等を目的とする場合」に用途は限定されるが、その範囲判断は曖昧。裁判が増えるとか。

道州制

地域主権型道州制国民協議会が発足した、江口克彦氏を座長に、堺屋太一氏・松浪健太氏も参加しているようだ。自民および民主の両方で重視する点が異なるようであるが、地方分権の一つとして面白い試みであると思う。一極集中による地域経済力の低下はこれからの日本の目指すものでもなく、地方から立ち上がってきたこれまでの日本の文化を見直す良いきっかけなのではないか。またそれが進めば日本の「らしさ」も生まれてくると思っている。

2009年1月25日日曜日

内なる闇

ジグムント・フロイト。西暦1900年ちょうど、彼が発表した『夢判断』は、国民国家と植民地国に世界が二分されている中で新しい領域を世界に提示した。それが「心理」と呼ばれる領域である。これはコロンブスの大陸発見にも勝る新しい大陸であり、進化を求めたダーウィニズム世界から一歩飛び出した物であった。人間には自分でも気付かない領域が二つあり、ひとつはたまに再浮上する前意識、もう一つは簡単には浮かび上がってこない、無意識。この2つによって人間は自己を作っているのだという。そしてこの自我は社会によって圧迫され不満に浸される、しかし人は一人で生きていけないから社会を求める。この狭間に立たされた自己はその発散を求めて暴力や戦争行為に及ぶ。これが内なる闇として我々のシンリを占めているのだ。

2009年1月24日土曜日

多様体

多様体(manifold)とは、局所的にユークリッド空間とみなせるような図形のことである。多様体上には好きなところに局所的に好きなだけ座標を設定して地球上に様々な座標軸・評価軸を描き込むことができるともいえる。
多様体に座標を描くという作業は地球上の地図を作る作業に似ている。これは伊能忠敬であり地図男なのだ。地図の上の点=地球上の点、加えて思いのままに緯線や経線を地図に描き込むことによって、地図に描いてある地域の様子が分かりやすくなる。見方を提示する方法、多様な見方もここから生まれてくる。いわばそれはフィルターの役割を担っているのだ。
座標の無い地球上の様子は、人間が作った座標のある地図と対応させることによって非常に把握しやすくなる。地球は球であり、世界地図を一枚の平面的な地図におさめようとすれば、南極大陸が肥大化したり、地図の端の方では一枚の地図の中に同じ地点が描き込まれたりする。世界地図をいくつかの小さな地図に分割すると、こういった奇妙なことはある程度回避できる。そして隣り合った地図の繋がりをそれぞれの地図に同じ地域を含めることで表現すればよい。こうすることによって異なる地図同士では重複する部分が出てきてしまうものの、一枚の地図(各地域の地図)の中に同じ地域が2箇所以上描かれる事はなくなる。小さな地図の集まりは局所座標系の集合。なんだか人間世界・各個人の個性みたいだ。
そしてこの小さな地図の集まりによって全体を構成すると一体どのような大きな地図ができるのだろうか?ホッブスのリヴァイアサンは多様体を社会において設計したものかもしれない。位相幾何学では、球、球面、トーラス、円、多角形、多面体、フラクタルなどがキーワード。

2009年1月23日金曜日

就業者と失業者

就業者数は6391万人。完全失業者数は256万人。一つの企業が1万人規模のリストラを行うと、失業率は0.02%程度悪化する。各企業が5%ずつリストラを行えば勿論ほぼ5%程度の失業率の増加30万人規模の労働者が失われることになる。各個人が2000万円程度の付加価値を生みだしているとすると、6兆円規模の経済活動が失われる事に。中核市程度の人口になるのだ。

2009年1月21日水曜日

ムスリム

「神に帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教徒のこと。
ムスリム同胞団は、エジプトのイスラム原理主義組織。事実上の最大野党。国家において、世俗法によってではなくシャリーア(イスラム法)によって統治される、イスラム社会の確立を目標としている。コーランとシャリーアによって信仰の規律が保たれる。エジプト以外にも、アラブ各国にムスリム同胞団はあり、中東に広がる社会運動・宗教運動となっている。

2009年1月19日月曜日

生活保護増加

生活保護を受ける世帯数は115万世帯、高齢者の急増+雇用情勢の悪化がその要因とか。最も少なかったのは1992年度で約60万世帯。
でも、日本では05年度から100万世帯を超えつづけており、16年連続の増加、景気回復局面でも増え続けている。景気が良くなっていて雇用が安定している時期でも増え続けている事に高齢化を実感する。

2009年1月17日土曜日

リセッション

リセッションとは景気後退のことである。好景気が中断し、生産活動の低下や失業率の上昇などが発生する現象で、さらに進行すると不況になる。アメリカでは、全米経済研究所による実質国民総生産が対前年比で2四半期以上、連続して減少した時をリセッションと定義している。日本では、経済成長率の鈍化までリセッションと呼んでいる。世界的な景気急減速は南アフリカにも広がっている。家計、企業部門の需要は高金利が重しとなって6四半期連続で後退。これまで、銀行セクターの閉鎖性と資本規制に守られた経済だが、輸出のGDP比は29%、輸出全体の64%がコモディティ(日用品、原油や穀物)で占められる。でもコモディティは安値に向かっている。

2009年1月15日木曜日

総書記

20代で国を任され、そのままの型でいくのかと。

2009年1月12日月曜日

ヨーロッパの失業者

欧州の失業者増110万人超になったそうだ。

米国:7.2% 1100万人
欧州:7.7% 1746万人
日本:3.9% 256万人

1ヶ月単位で数十万人から100万人も増えているらしい。割合だけをみるとまだ日本はましなのだろうか?いろいろと日本で報道される国内の雇用情勢に比べて欧米はさらに格差が広がっているという実感も得ないのは問題かもしれない。

2009年1月10日土曜日

本来無一物

本来無一物で山川草木悉皆成仏、天上天下唯我独尊。
うまれうまれて、くにくにかさね、モノはなく、コトもなくおえる。

2009年1月5日月曜日

スターバックス

スターバックス(売上高     77億8600万億米ドル)は世界のコーヒー生産量の70パーセントを購入し、マクドナルド(売上高 148億7000万米ドル)は牛肉と鳥肉の市場の半分を動かしている。

2009年1月3日土曜日

婚活時代

結婚活動する人々が増えているらしい。
就職+活動が結婚+活動に。何でも活動をつけてみると流行語?出活、歌活、日活、死活、生活、ブログ活動はブ活。