リセッション

リセッションとは景気後退のことである。好景気が中断し、生産活動の低下や失業率の上昇などが発生する現象で、さらに進行すると不況になる。アメリカでは、全米経済研究所による実質国民総生産が対前年比で2四半期以上、連続して減少した時をリセッションと定義している。日本では、経済成長率の鈍化までリセッションと呼んでいる。世界的な景気急減速は南アフリカにも広がっている。家計、企業部門の需要は高金利が重しとなって6四半期連続で後退。これまで、銀行セクターの閉鎖性と資本規制に守られた経済だが、輸出のGDP比は29%、輸出全体の64%がコモディティ(日用品、原油や穀物)で占められる。でもコモディティは安値に向かっている。

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