iPhone5S 9月初売か

米アップルが9月にも人気スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」の新モデル「5S」と廉価版を発売する計画。さらに追加の新型も。

ロイター通信によると、「5S」は指紋認証機能が導入され、本体はアルミ製。一方、廉価版はプラスチック製で、本体カラーが5~6色用意される見通し。画面サイズはともに、昨年9月に発売された現行モデル「5」と同じ4インチ。アップルは、廉価版の価格を99ドル(約1万円)とすることも議論しているが、流動的で、発売そのものが来年にずれ込む可能性もあるという。

 「5S」と廉価版の液晶パネルは、シャープ、ジャパンディスプレイ、LGディスプレーの3社が供給する。また、「5S」の生産は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が受託し、廉価版の生産は台湾の和碩聯合科技(ペガトロン)が請け負う。

 一方、アップルは画面サイズ4.7インチと5.7インチのiPhoneを来年発売することを検討。画面サイズが従来のスマホよりも大きめで、タブレット型多機能携帯端末より小さい製品は「ファブレット」と呼ばれ、世界的に需要が拡大している。 

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