6日に発表された米国の11月雇用統計の結果は
非農業部門雇用者数は22万7000人増加し、市場予想の22万人増を上回った
失業率は4.2%となり、前月の4.1%から0.1ポイント上昇
平均時給は前月比0.4%上昇し、市場予想の0.3%を上回った
米国株式市場は、11月雇用統計の結果を受けて上昇し、S&P500種株価指数は今年57回目となる過去最高値を更新。雇用統計では、非農業部門雇用者数が回復を示す一方で失業率が上昇し、労働市場の緩やかな軟化が示唆された。結果、安心感を与え、12月のFOMCでの利下げ観測を後押ししていると言える。
今後は以下の点に注目しながら見ていくのが良さそう
利下げ期待:市場では12月のFOMCでの0.25%の利下げ観測が約70%
経済指標の注視:来週発表される消費者物価指数(CPI)が、FOMCの政策判断における重要な節目となる
半導体テクノロジー株の動向:エヌビディアなどの躍進が市場を牽引している一方で一部のテクノロジー関連企業の業績見通しが懸念
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