ユネスコ無形文化遺産に「和食」登録決定 国内22件目

 アゼルバイジャンのバクーで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産の政府間委員会で4日、「和食 日本人の伝統的な食文化」の登録が正式に決まった。国内からは22件目となる。

 無形文化遺産への登録は、日本の食文化の継承に危機感を覚えた京料理の関係者が発案した。国産食材の消費拡大に取り組む農林水産省や文化庁が準備を進めてきた。

和食の特徴として、

  1. 新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重
  2. 栄養バランスに優れた健康的な食生活
  3. 自然の美しさや季節の移ろいの表現
  4. 正月行事などの年中行事との密接な関わり、

をアピールし、「自然の尊重という日本人の精神を体現する社会的慣習」として登録を目指してきた。
日本の旗 日本
2001能楽芸能
2003人形浄瑠璃文楽芸能
2005歌舞伎
2009雅楽
2009小千谷縮
2009越後上布
2009石州半紙
2009日立風流物
2009京都祇園祭山鉾行事
2009甑島トシドン
2009奥能登あえのこと
2009早池峰神楽
2009秋保の田植踊
2009チャッキラコ
2009大日堂舞楽
2009題目立
2009アイヌ古式舞踊
2010組踊
2010結城紬
2011佐陀神能
2011壬生の花田植
2012那智の田楽
2013和食日本人の伝統的な食文化

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