2013年5月2日木曜日

FOMC声明 要約 緩和解除 時期

 経済活動が緩やかなペースで拡大している
 has been expanding at a moderate pace)

 雇用市場の状況は全体として、ここ数カ月間に改善の兆しを見せている
 (have shown signs of improvement)

 家計支出や企業による固定投資は増加し、住宅セクターは一段と力強さを増した
 (strengthened further)

 財政政策が経済成長の制約となっている
 (restraining economic growth)

 長期インフレ期待は引き続き安定している。
 インフレは中期的に、FOMCの目標である2%かそれを下回る水準で推移する公算

 適切な緩和政策により経済成長が緩やかなペースで進み
 (will proceed at a moderate pace)

 月額400億ドルのモーゲージ債(MBS)と月額400億ドルの長期財務省証券の購入を継続

 フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準を0-0.25%に据え置き。

 少なくとも失業率が6.5%を上回る水準にとどまるとともに、向こう1-2年のインフレ見通しが2%から0.5%ポイント以内に収まり、長期インフレ期待が引き続き十分抑制(well anchored)されている限り、FF金利を異例の低いレンジ(exceptionally low range)とすることが適切になると現時点で予想している。

 緩和解除の開始を決定する際には、最大雇用と2%のインフレ率という長期目標に沿うバランスの取れたアプローチを採る。

 量的緩和が解除される時期はまだ1年程度先のようだ。

■米・非農業部門雇用者数 / 米・失業率
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年7.97.77.6         
2012年8.38.38.28.18.28.28.38.17.87.97.77.8
2011年9.08.98.89.09.19.29.19.19.19.08.68.5
2010年9.79.79.79.99.79.59.59.69.69.69.89.4
2009年7.68.18.58.99.49.59.49.79.810.210.010.0
2008年           7.2

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