キプロス 破綻回避

キプロスは破綻回避、国内2位の銀行整理へ-支援条件で合意

■金融機関は縮小 お金の周り方が縮小。無理な融資が不可能に。
キプロスは100億ユーロ(約1兆2400億円)の金融支援と引き換えに支援国などから求められた国内銀行システムの縮小を受け入れ、無秩序なデフォルト(債務不履行)とユーロ圏離脱という事態を免れた。

■小口預金は全額保護
新たな合意では、EUの預金保証の上限である10万ユーロまでの小口預金は全額保護される。EU当局者によれば、キプロス銀の保証対象外の預金者は最大40%の損失負担が求められる。キプロス・ポピュラー銀行は不良資産の受け皿となるバッドバンクとそれ以外のグッドバンクに分割され、同国の銀行最大手、キプロス銀行はポピュラー銀のグッドバンクを引き受ける。
政府が84%の株式を保有するポピュラー銀の保証対象外の預金者と優先債を含む債券保有者は、ほぼ全額が失われる見通し。

キプロスの銀行システムが縮小すると誰が儲かるのでしょうか。ボランティアでは無いと思うが。EU自体の安定化という意味だろうか。

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