『まずはフツーをきわめなさい』人生戦略会議/WAVE出版

以下の6項目について統計などの数字を使ってフツーの生活を推測している本。
  • 仕事
  • 家族
  • お金
  • 趣味
  • 健康
  • 生活

■生活
1950年には50%程度もあったエンゲル係数は11年には23.6%。
食べる事以外にも使われている。一方で増えたのは通信費。
グルメをするのがフツーという訳ではない。

ちなみに米国は14.9%。オランダ・ドイツは19%。
食料生産大国であって食材費が相対的に安価だ。

総務省「家計調査」、OECD.stat


■お金
過去5年間の入院経験は14.3%。
内訳は1年以内が31.5%、3年以内が33.6%、5年以内が34.1%。
加重平均すると平均2.225年で1度14.3%の人なので、1年以内で6.7%程度の人が入院。

退院患者の平均入院日数は21.7日
入院時の自己負担費用は20.6万円。1日あたりでは16,000円。こちらなら30万円程度

期待値としては2万円/年程度。月1700円程度なら入院に対する備えがあっても良い。

ただ、保険契約をWebで調べてみると2000〜4000円/月で給付金は5000円/日で限度30万円。

単純には余りメリットなさそうだ。
では、大きな怪我をした場合の備えが必要な場合に加入すべきものか?
保険約款では所定の手術で最大20万円程度のものが多い。一方で100万円などの手術も多い。
一部補填程度にもなるかどうかですね。

万が一の場合にはどこまで生きるかを定めて、傷病には30万円程度の貯金をしていれば良いのではないかと思ふ。保険に入ったつもりで毎年3万円で10年でたまりますね。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」、ソニー生命「医療保険(WEB)」


■仕事
なんでもフツーにこなせる事がサラリーマンにとって必要。
特に教養を磨く事が一般に適合するとの主張があった。
さういえばジョブズもipad2のスピーチで「技術と教養」が「革新的な製品を生む」と言っていた。





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