新字体と旧字体が混ざっていて読みにくくなっているのには戦後の字体改革があったからではなかろうか。
■概要
当用漢字とは、1946年(昭和21年)11月5日に国語審議会が答申し、同年11月16日に内閣が告示した「当用漢字表」に掲載された1850の漢字を指す。広義には、
当用漢字は、さまざまな漢字のうち制定当時使用頻度の高かったものを中心に構成されており、公文書や出版物などに用いるべき範囲の漢字として告示され、その後学校教育、日本新聞協会加盟メディアなどを通じて普及した。複雑かつ不統一だった従来の正字体の一部に代えて、略字体を正式な字体(新字体)として採用した。
常用漢字は、文部科学省文化審議会国語分科会の答申に基づき、「法令、公⽤⽂書、新聞、雑誌、放送など、⼀般の社会⽣活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使⽤の⽬安」として内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本語の漢字。現行の常用漢字表は、2010年(平成22年)11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る。常用漢字表の目的は、漢字使用の目安であって制限ではないため、強制力を有するものではない。しかし学習指導要領では義務教育の国語で読みを習う漢字は常用漢字しか規定がない。
■沿革
■概要
当用漢字とは、1946年(昭和21年)11月5日に国語審議会が答申し、同年11月16日に内閣が告示した「当用漢字表」に掲載された1850の漢字を指す。広義には、
- 当用漢字表(1946年(昭和21年)11月16日)、
- 当用漢字別表(1948年(昭和23年)2月16日)、
- 当用漢字音訓表(同)、
- 当用漢字字体表(1949年(昭和24年)4月28日)
- 当用漢字改定音訓表(1973年(昭和48年)6月18日)
当用漢字は、さまざまな漢字のうち制定当時使用頻度の高かったものを中心に構成されており、公文書や出版物などに用いるべき範囲の漢字として告示され、その後学校教育、日本新聞協会加盟メディアなどを通じて普及した。複雑かつ不統一だった従来の正字体の一部に代えて、略字体を正式な字体(新字体)として採用した。
常用漢字は、文部科学省文化審議会国語分科会の答申に基づき、「法令、公⽤⽂書、新聞、雑誌、放送など、⼀般の社会⽣活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使⽤の⽬安」として内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本語の漢字。現行の常用漢字表は、2010年(平成22年)11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る。常用漢字表の目的は、漢字使用の目安であって制限ではないため、強制力を有するものではない。しかし学習指導要領では義務教育の国語で読みを習う漢字は常用漢字しか規定がない。
■沿革
- 1923年(大正12年)、文部省臨時国語調査会が発表した漢字1962字とその略字154字。一部資料に1960字とあるのは略字によって2組が同字となるため。同年9月1日実施予定であったが、同日発生した関東大震災により頓挫した。
- 1931年(昭和6年)、「常用漢字表及仮名遣改定案に関する修正」にて上記常用漢字表中の147字を減らし45字を増やして修正した1858字。
- 1942年(昭和17年)、国語審議会が作成した標準漢字表2528字のうちの常用漢字1134字。ほかに準常用漢字1320字、特別漢字74字。簡易字体(略字)の本体78字、許容64字があった。
- 1946年(昭和21年)、国語審議会が上記標準漢字表の中の常用漢字から88字を削り249字を加えた常用漢字表1295字案。この案は採択されず、同年、これを修正した1850字が当用漢字として公布された。
- 1981年(昭和56年)10月1日に昭和56年内閣告示第1号として告示された常用漢字表。当用漢字の後継であり、1945字/4087音訓[2187音・1900訓]から成る。
- 2010年(平成22年)6月7日に文化審議会が改定常用漢字表として答申し、同年11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示された常用漢字表。告示の際、昭和56年内閣告示第1号「常用漢字表」は廃止された。2136字/4388音訓[2352音・2036訓]から成る。
Wikipediaより
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