「朝食不要論」


「朝食不要論」への反論


・「栄養的に十分」
→「朝食はとらなくてよい」と言っている人は、夕食をとり過ぎているから「朝食はとらなくていい」と言える。

・「消化のためにエネルギーが必要になるため、活動にエネルギーを集中できない」
→朝食をとらない方が、血液循環も悪く、体温が上がらず元気にならないと言える。食事をとると、胃腸が運動しだすことによって熱が作られる。それにより体温が上がる。体温が上がれば、体内の生化学的な反応が良好になり、筋肉もスムーズに動くようになる。よく、朝食をとらない子どもは低体温で、朝から昼にかけて活発でないと言はれるが、朝食を食べないので熱産生が起こっていないということ。

・「朝は、“活動モード”とも言われる交感神経が働き始める時間であるのに、朝食をとると、食事後の消化・吸収で副交感神経が活発になるため相反してしまい、結果的に胃腸に大きな負担をかけてしまう」
→交感神経がオンになる循環器系と、副交感神経がオンになる胃が、干渉し合うようなことはない。循環器系の交感神経と胃腸の副交感神経は、別々に分業するので相反しない。

・「朝食の直後に活発に動くと、消化吸収のため胃に集まった血液が筋肉活動に“横取り”され、消化液が十分に分泌されず消化不良になる」
→食事の内容が問題。朝粥という言葉もあるように、朝食は消化がよいものがいい、朝からトンカツでは、消化に時間がかかるのは当然。夕食でもしかり。

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