インセル式ディスプレイ

インセル式のディスプレイ

次世代のiPhone5のスペックがいろいろなサイトで検証されている。
代表的なのをまとめると。

・1GBメモリ（iPhone 4Sは512MB）
・NFC搭載（「おサイフケータイ」の外国版。）
・LTE対応（Softbank/auが対応する可能性あり）
・4インチ画面の新デザイン
　横幅は同じで対角3.61インチから4.065インチ
　4インチ化でiOS6.0が採用する解像度1136*640（16：9）に最適化
　ホームのアイコン表示が5行表示（iPhone4Sは4行表示）
・小型Dock端子（従来の30pinタイプから8pin/マグネット式）
・nano-SIM採用 （iPhone 4Sはmicro-SIM）
・Facetimeカメラ（前面カメラ）が本体中央に移動
・地図が3D化（26地域対応/日本は非対応、GoogleMapを削除）
・iOS6.0を搭載
・ガラス強度の強化（鍵で擦っても傷が付かない）
・本体の厚さが7.6mm（iPhone4Sは9.3mm）
・バッテリー容量が過去最大の1440ｍAhとなる。（iPhone 4Sは1430mAh）
・CPUは「A5 Quad」を搭載


iPhoneの液晶画面は大型化するが、その技術は日本の有力技術。インセル式液晶画面。

従来のタッチディスプレイはディスプレイとタッチセンサを階層化(液晶の表面にはりつけるか、偏光板とカラーの間に挟む）してタッチ操作を実現していた。

インセル式のディスプレイはディスプレイのTFTの間にタッチ操作機能を持たせることで階層化が不要となり、端末の薄型化と軽量化を図ることができます。

従来はTFTの間にセンサーを入れ込むので明るさなどの見栄えの点及び生産の歩留まりが悪く収益が取れなかった。インセル式のディスプレイはソニーモバイルが製造した「Xperia S」や「Xperia P」、「Xperia U」といったモデルに採用されています。

これを今回のiPhoneが採用しているのではないかと噂。
薄型化・軽量化が目的でしょうか。