ACER タブレット A700

エイサー、フルHD対応のAndroidタブレットを発売。

かねてから発表されていた、1920×1200ドット表示対応の10.1型ワイド液晶ディスプレイを備えたタブレット端末「ICONIA TAB A700」を7月20日に発売する。OS(基本ソフト)には米グーグルのAndroid 4.0を採用。フルHD対応のAndroidタブレットは日本初。予想実売価格は内蔵ストレージの容量が16GBのモデルが4万4800円前後、32GBのモデルが4万7800円前後。

1920×1200ドット表示対応の10.1型ワイド液晶ディスプレイを備える「ICONIA TAB A700」高解像度なディスプレイを備え、フルハイビジョンの高画質な動画を再生できるほか、デジタル一眼レフカメラなどで撮影した写真を高画質で表示できるのが特徴だ。IPSパネルを採用しており、視野角は178度。コントラスト比は800:1、輝度は348カンデラ毎平方メートル。動画や写真だけでなく、Webサイトや電子書籍の文字も見やすいという。対応のゲームであれば、より迫力のある映像で遊べる。

高密度のRetinaディプレイを搭載した新しいiPadは、9.7型で2,048×1,536ドットの解像度で、dpiは264。これに対して10.1型で1,280×800ドットの一般的なタブレットの場合は149、A700の場合は224dpi

ドルビーの「ドルビーデジタルプラス」を搭載。外部接続機器とHDMI接続すれば、最大5.1chのサラウンドで音楽や映画を再生できる。ヘッドホンでもバーチャルサラウンドが楽しめる。

プロセッサーにはNVIDIAのクアッドコア「Tegra 3(1.3GHz)」を備える。負荷に応じて動かすコアの数を調節することで、高いパフォーマンスと低消費電力を両立。デュアルコアの「Tegra 2」より最大5倍のパフォーマンスを実現する。バッテリー駆動時間はHDビデオ再生時で約11時間、Web閲覧時で約8時間。スタンバイモード時は約1950時間電池が持つ。

本体サイズは約260×175×10.95mm(幅×奥行き×高さ)で、10型サイズのタブレットとしては若干横長のデザイン。重量は約665gと、新しいiPad(Wi-Fiモデルで652g)とほぼ同じ程度

エイサー独自のアプリ「Acer Ring」を搭載。アプリをすぐに呼び出せるランチャー機能で、画面のキャプチャーもできる。ファイル管理アプリや電子書籍アプリ「BookLive」、クラウドメモアプリ「Evernote」などが付属する。

カラーは16GBモデルがシルバー、32GBモデルがブラック。


ハードスペックとしては、もうちょっとでiPadへ到達。Androidとしては大分高性能な部類。

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