OpenFlowとは

OpenFlowとは、ソフトウェアによってネットワークの構成を行うための新しい標準。
ネットワーク機器は従来、静的に構成されていたため、ネットワーク構成の変更に伴い、ハードウェアを含む既存設備の変更が必要だった。
これをソフトウェアを中心に動的再構成を行うための規格。
重要なコンセプトはデータのフローとコントローラを機能的に分離した事。

歴史
2009年12月31日 スタンフォード大学に在籍していたMartin Casado氏による研究が発端。Ver1.0策定
2011年 3月 1日 Ver1.1が策定。
2011年 3月21日 Google、Microsoft、Yahoo、ドイツテレコム、Verizon、Facebookなどが中心となって「Open Networking Foundation」が結成された。

予測
・ネットワーク機器のソフトウェア化が進む。
・マルチベンダ環境でも一元的にネットワーク機器を管理し設定できるようになる。
・ネットワーク機器のコモディティ化が進み安価にネットワークが構築できる。
・コントローラの重要性が非常に高く、コントローラの開発競争が激しくなる。

◇Web記事参照

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