ピナ・バウシュ

1940年7月27日 - 2009年6月30日
ドイツのバレエダンサー、バレエとコンテンポラリー・ダンスの振付家。
ドイツ表現主義舞踊の権威であるヨースの影響を色濃く受け継ぎながら、演劇的手法を取り入れたピナ独自の舞踊芸術は演劇とダンスの融合とも言われ、彼女自身は「タンツ・テアター」と呼ぶ。

1940年 ドイツのゾーリンゲン生まれ。実家はカフェレストラン。
14歳からエッセンのフォルクヴァンク芸術大学でクルト・ヨースに師事。18歳で首席卒業。
ニューヨーク、ジュリアード音楽院舞踊科に入学。
メトロポリタン・オペラ・パレエ団やニュー・アメリカン・パレエ団などで活動。
1962年 帰国
1969年 フォルクヴァンク舞踊団でソリストとして活躍。振付を開始し、1969年には芸術監督に就任。
この年フォルクヴァンク芸術大学の教授。
『時の風の中で』 がケルンの国際振付家コンクールで1位を獲得。
1973年、ヴッパタール舞踊団の芸術監督に就任。
1983年 フェデリコ・フェリーニ監督の映画 『そして船は行く』 に出演。
1999年 坂本龍一オペラ 『LIFE』 に出演。
2002年 ペドロ・アルモドバル監督作品 『トーク・トゥ・ハー』 の冒頭で代表作である「カフェ・ミュラー」を彼女自身が踊っている。
2008年 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールで、『フルムーン』を踊ったのが日本の最後の公演。
2009年6月30日 ガンの告知を受けた5日後に68歳で死去。

〇作品
  • 『春の祭典』(1975年)
  • 『七つの大罪』(1976年)
  • 『カフェ・ミュラー』(1978年)
  • 『カーネーション』(1982年)
  • 『ヴィクトール』(1986年)
  • 『パレルモ パレルモ』(1989年)

Wiki
公式サイト:http://www.pina-bausch.de/
映画:『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』http://pina.gaga.ne.jp/top.html

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