日本の主要産業の米

トランジスタが実用化されて６０年経過した。

以来、先進国に留まらず世界は高度なネットワークで繋がった情報化社会になった。
一方で日本の各メーカーの工場の統廃合が進む事例を見るに半導体はコモディティ化が進んだ。
主要部品である半導体は今後どの部分で付加価値を高めるのか？

２００８年の名目ＧＤＰは５００兆円。製造業で１００兆円。半導体産業は４兆円（１％）程度だ。

しかし、電気機械だけでなく、輸送機械でも半導体は主要な部品になっている。
そのコスト割合は３０％になる。
そのため半導体応用産業のＧＤＰは７０兆円と言われる。

半導体のもたらした変化は、社会の変化をみると、
・情報のデジタル化
・情報処理コストの低下
・情報化社会の到来
・生産のモジュール化
・経済のボーダレス化
だったといえる。

今までは工業化社会の効率化が進み情報化社会が到来した。

スマート化する次の３０年でのキーワードは
　モアザン・ムーア　（技術融合）
　スマート化　　　　（最適化）
　スマートグリッド　（電力分散）
だろう。