電気料金の国際比較

日本の電気料金は特に欧州諸国との対比では、家庭用・産業用ともに同等あるいは低水準となっています。と書いてあったが、産業的な競争力のあるドイツやフランスは日本より低水準。特に原子力発電が活発なフランスでは半分程度。国策で電気料金を安く設定している韓国並。

電気料金の国際比較(2008年)

(注)
1. 各国の1年間の使用形態を限定しない平均単価を計算したもの。
2. アメリカについては課税前の価格
(出所)
OECD/IEA, ENERGY PRICES & TAXES, 3rd Quarter 2009 日本とドイツは2007年。
内外価格差の要因
  •  燃料・原料の調達方法
  •  消費量の多寡
  •  国内の輸送インフラの普及状況
  •  人口密度
  •  為替レート等
日本は固有の事情、すなわち、燃料・原料の大部分を輸入に依存しておりその安定供給が不可欠なことや、国内の輸送インフラに整備 の余地がある事が課題。

経済産業省 2010エネルギー白書より。

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