オスマン帝国

テュルク系(後のトルコ人)の帝室オスマン家を皇帝とする多民族帝国で、現在のトルコの都市イスタンブルを首都とし、最大版図は、東西はアゼルバイジャンからモロッコに至り、南北はイエメンからウクライナ、ハンガリー、チェコスロヴァキアに至る広大な領域に及んだ。

  • 13世紀:オスマン王朝=アナトリア(小アジア)の片隅に生まれた小君侯国から発展したイスラム王朝。
  • 15~16世紀:東ローマ帝国などの東ヨーロッパのキリスト教諸国、マムルーク朝などの西アジア・北アフリカのイスラム教諸国を征服して地中海世界の過半を覆い尽くす世界帝国たるオスマン帝国へと発展
  • 17世紀:衰退してその領土は蚕食されて急速に縮小し、挽回を図り対ロシア攻略を主目的に第一次世界大戦に参戦、しかし敗戦により帝国は事実上解体。
  • 20世紀:最後まで残っていた領土アナトリアから新しく生まれ出たトルコ民族の国民国家、トルコ共和国が取って代わる。

ギリシャはこの経済版で破綻するか。

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