福島原発の発電量と将来の発電

電気事業連合会のHPから

原子力に頼らずに暮らせるか?
大体年間の発電量が10億GWhでその40%程度が原子力に頼っている。単純に原子力発電を無くせば、60%程度の経済活動を必要とする。
福島第1原子力発電所の年間発電量は 出力 46.0万kW+78.4万kW×4+110万kW = 469.6kW 年間3300万GWh(稼働率80%)
福島第2原子力発電所の年間発電量は 110万kW×4 = 440万kW 年間3300万GWh(稼働率85%)
東京電力の年間販売電力量は28000万GWh
その24%程度が福島原発で賄われている事になる。
東電に限れば75%程度の経済活動に押さえる必要がある。もしくは東北などから買う。

将来的に他の電力でまかなうとすれば、
1kWhあたりの発電に必要なコストとCO2の排出量は、
コスト   CO2
原子力 5.9円   22g
LNG火力 6.4円 608g
石炭火力 6.5円 975g
石油火力10.2円 742g
水力 13.6円    11g
火力はCO2に影響するし資源の問題がある。水力はダム建設などの環境破壊がある。
いずれも受け入れ難いだろう。すると原子力ははずせない事になる。
その他の電力としては風力・地熱・太陽発電だろうか。この分野における技術のイノベーションが必要だ。

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