通信サービスLTE

LETの前にはWIMAXサービスが最適ではないか。

Long Term Evolution(LTE)は新たな携帯電話の通信規格である。

技術として、下りはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access 直交周波数分割多元接続)、上りはSC-FDMA (Single Carrier Frequency Division Multiple Access シングルキャリア周波数分割多元接続)を採用。データレートが下り方向100Mbps以上、上り方向50Mbps以上となる。パケット通信のみをサポートし、音声の通信はVoIPでサポートされる。

2010年頃から世界中でのサービス開始が見込まれており、現在普及しているW-CDMAやCDMA2000といった第3世代携帯電話(3G)と将来登場する第4世代携帯電話(4G)との間の技術であるため、第3.9世代携帯電話(3.9G)とも呼ばれる。「Long Term Evolution」の名称通り、3Gを「長期的進化・発展」させることで、スムーズに4Gに移行出来るようにする、いわば橋渡し(中継ぎ)的な役割を期待されている。

ドコモでは、   2010年7月29日、ドコモのLTEサービス名をXi(クロッシィ)と発表。
KDDIでは、  2012年頃に商用サービスを開始予定。それまではWIMAXをサポート(関連子会社のUQコミュニケーションズ)
ソフトバンクでは、2013年頃に商用化する予定。2011年からはHSPA+を展開。

WIMAXの月額費用は4000円前後とその通信速度40Mbpsを加味すると上々。
一方のLTEとしては、どこものXIが速度が同等だが、5000円前後と高め。基地局の投資もまだ必要。
LTEの方が通信速度の面において将来性がありそうだが、まだ設備が間に合わない。
他のキャリアが参入してくる2013年ごろからが目安と考える。

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