ソクラテスから3人

ソクラテス(469B.C.-399B.C.)
1)魂の配慮
「人は身体や金銭のことよりは、魂が出来るだけ優れたものになるように配慮するべきである」
2)無知の知
3)徳(=知)の追求(問答法と産婆術)

プラトン(427B.C.-347B.C.)
「徳は教えられるか」
人が間違った行為をするのは、何が善いことかについて無知だからだ。何が本当に善い事なのか、解っていれば、人はそれを目指して行動し、善き者、優れた者(=徳ある者)になるだろう。そうした知識の根拠を、「イデア(形相)」という言葉で、プラトンは表現した。

アリストテレス( 384/3-322/1B.C.)
「徳は中庸」「最高の理想は、真理を探究する、観想的生活」
プラトンは「イデア(idea)」、アリストテレスは「形相(eidos)」
「最高の善は幸福(eudaimonia)であり、良く生き良く行為することが幸福と同じ意味である、ということに関しては、ほとんどの人の意見が一致している。」
「真の行為は、それ自身のうちにその目的(テロス=終り)を含んでいる運動(=活動)」
「善く生きること」や「幸福に生きること」は、その過程が同時に目的であるような活動である。

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