北方領土

「どうして起こってもいいはずのことが起こらないのか」(ミシェル・フーコー)

「戦勝国による敗戦国領土の不法占拠」問題

北方領土に関して、

1855年:日露和親条約で両国の国境線が画定。
 千島列島については「択捉島と得撫島の間」を領国国境とし、樺太については国境を設けず、両国民混在の地とする。

1905年:ポーツマス条約。北方領土は日露戦争の「戦果」である。日露戦争で、日本は南樺太と千島列島全島を領有。

1945年:太平洋戦争終結

1951年:サンフランシスコ講和条約で樺太を放棄。

2010年:中国もロシアの領有権を非としているし、ヨーロッパ議会も2005年にロシアに対して北方領土の日本への返還を要求している。アメリカは沖縄基地を正統なものとしてその領有権を手放そうとしない。当然北方領土問題の解決には積極的である。

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