新・新興国

新・新興国のボリュームゾーンをにらんだビジネスが旺盛だ。この総をBOPと呼ぶらしいがその定義は「1人当たりの年間所得が3000ドル以下の世帯」である。(世界資源研究所というところがつけたらしい)

これらのターゲットに対しての商品の原点は「現地化」。
成長性と収益性だけでなく、地元社会と共に成長していくという考えを伴った新しいビジネスモデルである。CSRの観点からも、企業ブランディングに非常に有効。

日用品大手のユニリーバ(英蘭)は、インドで小分けしたシャンプーや石鹸を約4万5000人以上の現地女性たちが農村部で戸別販売したり、スズキ(日)は1982年に参入したインドで、自動車会社「マルチ」と国営企業「マルチ・スズキ・インディア」を設立している。一見は先進国が新興国の市場を独占でなく共有していく方法に見える。

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