サラダ記念日

俵万智の第1歌集。1987年5月8日初版発行。
刊行前から話題となり、280万部のベストセラーとなった。初版の発行部数は3000部。
表題の「サラダ記念日」のほか、第32回角川短歌賞を受賞した「八月の朝」などを含む434首を収録。発売翌年、第32回現代歌人協会賞を受賞。新しい現代短歌の先駆けとなり、後に続く若手の歌人たちに影響を与えた。
1989年にはジュリエット・カーペンターによる英訳版も出版された。
元々月刊カドカワの企画で注目を浴びていた俵の初歌集という事で角川書店からの出版になるはずだったが、角川書店社長の角川春樹自身が俳人であり、歌集、句集など短詩型文学の書籍は売れないという事を知っていたため出版に反対したといういきさつがある。結局河出書房から出版されたこの『サラダ記念日』はミリオンセラーとなり、みすみすそのチャンスを逸した格好になった角川は後に「人生最大の失敗だった」と振り返っている。
俵万智(1962年-)は、日本の歌人。結社「心の花」所属。所属事務所は東京コンサーツ。大阪府北河内郡門真町(現門真市)生まれ、同四條畷市、福井県武生市(現・越前市)育ち。早稲田大学第一文学部国文学科卒業。

与謝野晶子(明治11年(1878年)12月7日 - 昭和17年(1942年)5月29日)。大阪府堺市(現在の堺区)出身。明治37年(1904年)9月、『君死にたまふことなかれ』を『明星』に発表。明治44年(1911年)には史上初の女性文芸誌『青鞜』創刊号に「山の動く日きたる」で始まる詩を寄稿した。男女平等教育を唱え、日本で最初の男女共学を成立させる。を完成させる。昭和14年(19389年)月『新新訳源氏物語』刊行。

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