そぼろ
そぼろは、豚や鶏の挽肉、魚肉やエビをゆでてほぐしたもの、溶き卵などを、そのままあるいは調味して、汁気がなくなりぱらぱらになるまで炒った食品。そのまま米飯にのせたり、ある種の寿司や弁当の材料として使用される。また鶏肉のそぼろをダイコンやカボチャの煮物に用いたものはそぼろ煮と呼ばれる。保存性が良くお弁当などにも頻繁に使われる。
おぼろ
似たようなものに、おぼろがある。より細かくほぐしたそぼろをおぼろ(朧)という。おぼろの例として田麩(でんぶ)がある。そぼろも元来は「粗おぼろ」である。ただし、おぼろ昆布(薄く削った昆布)、おぼろ豆腐(固まりかけの豆腐)、おぼろ饅頭(皮を剥いた饅頭)のおぼろは、上の意味のおぼろではないらしい。言葉のイメージは似ているおで多分同じような象形(音形?)から発展しているはず。
【朧】
朧とは春の暖かい空気によってものが朦朧と霞んだように見えるこ。冬の冷たい空気では くっきりクリアに見えた山も、この時期になると輪郭がぼやけてしまって良く見えなくなる。そのような状態が「朧」。朧、というと朧月が真っ先に連想されますが、この現象は月だけでなく、春の夜の 全ての物が柔らかく霞んで、輪郭がぼやけるような様を指すのです。ひとつ気をつけることは、朧は夜のものです。春の夜のほのかな感触を表現するのが朧。昼でも遠くの景色などはうっすらぼやけた感じに見えるのは「霞」。もうひとつ。同じもやでも春は霞と表現しますが秋には霧といいます。 古くは春秋共に霞と霧、どちらも季節に関わりなく用いていたそうですが、後世になって 今日のような区分ができたようです。
そぼろは、豚や鶏の挽肉、魚肉やエビをゆでてほぐしたもの、溶き卵などを、そのままあるいは調味して、汁気がなくなりぱらぱらになるまで炒った食品。そのまま米飯にのせたり、ある種の寿司や弁当の材料として使用される。また鶏肉のそぼろをダイコンやカボチャの煮物に用いたものはそぼろ煮と呼ばれる。保存性が良くお弁当などにも頻繁に使われる。
おぼろ
似たようなものに、おぼろがある。より細かくほぐしたそぼろをおぼろ(朧)という。おぼろの例として田麩(でんぶ)がある。そぼろも元来は「粗おぼろ」である。ただし、おぼろ昆布(薄く削った昆布)、おぼろ豆腐(固まりかけの豆腐)、おぼろ饅頭(皮を剥いた饅頭)のおぼろは、上の意味のおぼろではないらしい。言葉のイメージは似ているおで多分同じような象形(音形?)から発展しているはず。
【朧】
朧とは春の暖かい空気によってものが朦朧と霞んだように見えるこ。冬の冷たい空気では くっきりクリアに見えた山も、この時期になると輪郭がぼやけてしまって良く見えなくなる。そのような状態が「朧」。朧、というと朧月が真っ先に連想されますが、この現象は月だけでなく、春の夜の 全ての物が柔らかく霞んで、輪郭がぼやけるような様を指すのです。ひとつ気をつけることは、朧は夜のものです。春の夜のほのかな感触を表現するのが朧。昼でも遠くの景色などはうっすらぼやけた感じに見えるのは「霞」。もうひとつ。同じもやでも春は霞と表現しますが秋には霧といいます。 古くは春秋共に霞と霧、どちらも季節に関わりなく用いていたそうですが、後世になって 今日のような区分ができたようです。
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