冬の兵士

「冬の兵士」とは、自分達が戦争で犯した罪を告白し、戦争の恐ろしさを告発する会およびその帰還兵の事を指す。もともとは、1971年にベトナム帰還兵によって開かれた集会。アメリカでは「困難に立ち向かい戦う本当の愛国者」と意味される。最近ではイラク・アフガニスタン帰還兵によって行われている。彼らの証言を聞くと、なぜアメリカがいずれの戦線でも勝利できずにいるのかが見えてくる。イラク現地での戦死者より、自殺した帰還兵の方が多いのもイラクでの残虐行為を物語っている。動画配信サイトではその集会の模様もみれる。
米国独立運動の思想家トーマス・ペインが、過酷な軍務を嫌って脱走した兵士たちを「夏の兵士」と呼んだことから名づけられた。

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