ロゴスとは、古典ギリシア語で「言葉」「論理」「真理」の意。また、キリスト教では、神のことば、世界を構成する論理としてのイエス・キリストを意味したり、哲学の分野では「論理的に語られたもの」「語りうるもの」という意味で用いられることもある。要するに本質的なところという意味だろう。
ロゴスを最初期に世界原理とした哲学者はヘラクレイトスである。ヘラクレイトスは世界の本性であるアルケーが火また闘争にあると説いた。そのような絶えず流動する世界を根幹でつなぐのがロゴスである。ロゴスはここでは、世界を構成する言葉、論理として把握される。この意味を飛躍していくと言葉・論理こそがこの世を支配するという意味になる。
現在の複雑な金融工学もそのような場所にあるのだろうか。西洋文明を取り入れ必死に金融にしがみついていった。その結果は見るまでも無い。
一休さんが語ったという内容が記載された『一休』には次のような文句があるそうだ。
エロスは 胸を苦しめる
詩文は忘却 すっからかん
ロゴスあれども パトスなし
まだまだ気になる 生き死にが 『富士正晴』
日本は今の世の中相手を思いやる心が無くなったといわれて久しい。パトスとは情熱でありもの悲しい情緒。哀愁。哀感。相手と自分の間を繋ぐ感じる心がアジア・世界の中で日本が担っていく役割のヒントになるのではないだろうか。
ロゴスを最初期に世界原理とした哲学者はヘラクレイトスである。ヘラクレイトスは世界の本性であるアルケーが火また闘争にあると説いた。そのような絶えず流動する世界を根幹でつなぐのがロゴスである。ロゴスはここでは、世界を構成する言葉、論理として把握される。この意味を飛躍していくと言葉・論理こそがこの世を支配するという意味になる。
現在の複雑な金融工学もそのような場所にあるのだろうか。西洋文明を取り入れ必死に金融にしがみついていった。その結果は見るまでも無い。
一休さんが語ったという内容が記載された『一休』には次のような文句があるそうだ。
エロスは 胸を苦しめる
詩文は忘却 すっからかん
ロゴスあれども パトスなし
まだまだ気になる 生き死にが 『富士正晴』
日本は今の世の中相手を思いやる心が無くなったといわれて久しい。パトスとは情熱でありもの悲しい情緒。哀愁。哀感。相手と自分の間を繋ぐ感じる心がアジア・世界の中で日本が担っていく役割のヒントになるのではないだろうか。
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