生活インフラ

 インフラとはインフラストラクチャー(社会基盤)の略。「生活インフラ」とは、上下水道、電気、ガスなど日常的に生活するうえで欠かせない社会基盤のこと。最近のネットワーク化の波の乗る形で従来とは異なる範囲にまでそのインフラと呼ばれる言葉が浸透してくるようになっている。これまでの家庭内ネットワークには、PCや情報家電がつながっていたが、これら以外のさまざまな機器が接続されるようになってきており、例えば、空調機器やドアの施錠システムなども、ネットワークに接続されることで新しいサービスを受けられるようになっています。家庭内ネットワークにあらゆる機器が接続されることにより、これまで互いに接続されることがなかった機器同士が接続されたり、あるいは接続可能な状態になったりします。これらは便利で快適な生活を送ることがでる一方、不正な接続や操作、あるいはウイルスの混入などにより、甚大な被害を引き起こす可能性もある。現在の「便利化」の流れを進めていくならばこれらネットワーク化による恩恵を逃すはずはない。すればこれらの悪影響を取り除くための技術や施策も必要になってくるであろう。その一つがセキュリティ問題ではなかろうか。外部から操作・監察する場合にどのように外部に漏れず必要な人のみにその情報や権限が行き渡るようにするか?通信の暗号化や認証の方式がこれまで以上に強固で品質のよいものになるかどうかが必要になってくるであろう。セキュリティの技術についても考えてみよう。

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