OTC

OTC=オーバー・ザ・カウンター・ドラッグ(Over The Counter Drug)。医師の処方箋がなくても、薬局・薬店で購入できる一般用医薬品の事。いわゆる大衆薬とよばれるもので一般用医薬品とも言われる。改正薬事法によりその一部が薬剤師の有無を問わずスーパーなどのお店でも販売可能になった。一般用医薬品の分類は第1類~3類まであって、この2~3の部分が登録販売者を置くだけで販売できる。この登録販売者とは、都道府県の実施する試験に合格した上で、医薬品の販売に従事する店舗の所在地の都道府県に販売従事登録をした者。試験問題は、『登録販売者試験の作成に関する手引き』に基づいて都道府県毎に作られるが、その合格率は90%~40%と差がある。ただ、90%という数字を聞くと殆ど通ると考えられ、登録の有無のみである。医薬品に副作用が無いものであれば問題ないし、安価に手に入る事は消費者の健康にも有用であろうが、その分類を決める医薬品業界・厚生省のチェック精度を上げておく必要もあるだろう。

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