世の中にある枠組みを越えてみる。誰かが引いたものとものとの間にある境界線を視点をちょっとかえてみることで変えてみると新しい関係性が生まれてくるものだ。枠組みに囚われないこと。これは日本人が得意としてきた分野なのではなかろうか。日本文化の中にうつ(夢)とうつつ(現)をうつろう方法があるが、まさにそれこそ枠組みを越える方法なのである。夢うつつとなりながらその境界線を越えてみる事がこれからの日本の方法を考える上で重要になってくるだろう。先に読んだ戯曲の中に黒点島というタイトルがあったが、そこに現れていた方法もこの境界線を越えるか越えないかがドイツの壁を視点としてその上に立つ少年の立場から「越えて見れば、、、」と話が続く。この様な作品が現れ評価される事が境界線の重要さが感じ取られてきているのです。
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