今年の社長トップ10

今年の社長トップ10が発表された。
調査法人は産業能率大学。
調査対象は全国の経営者。




それによると今年のNo.1はソフトバンクの孫社長。
2年連続だそうだ。
最近売れている商品がスマートフォンだという事からして、
確かにソフトバンクやAppleの社長が取りざたされるのだと思
う。
逆にその様な商品を世に送りだしたという事なのだろう。

一方でこの中にないドコモの社長はそれだけ動きが遅いという事か
ソフトバンク・KDDI・Apple。
来年もこのあたりの分野で注目だろう。

◆「今年の社長」トップ10と主な理由
1位 孫 正義氏(ソフトバンク)
「既存の枠を超えた思想の基に未来の企業像を考えている」
「動きが早く、信念がゆらがない」
「新しいことへのチャレンジ」
「カリスマ性と庶民性がある」
「多額の寄付など東日本大震災後の一連の行動に驚いた」
2位 スティーブ・ジョブズ氏(Apple)
「2011年を象徴する。商品だけでなく文化を創り出してきた」
「亡くなって改めて偉大さを認識した」
「次々と凡人には思いもよらないアイデアが浮かぶ」
3位 柳井 正氏(ファーストリテイリング)
「挑戦し続ける姿勢がすばらしい」
「海外事業を展開するスピードがすごい」
「攻めの経営姿勢」
4位 豊田章男氏(トヨタ自動車)
「日本の経営者として誇らしい」
「震災後に、東北地方の工場新設計画を打ち出した雇用創出の姿勢」
5位 稲盛和夫氏(京セラ)
「経営破たんしたJALを見事に再生させた」
「JALを黒字経営に転換した」
6位 カルロス・ゴーン氏(日産)
「厳しい経営環境が続いているが、その中でも守りに入っていない」
「グローバルな経営判断」
7位 守安 功氏(ディエヌエー)
「モバゲーがプロ野球チームを手にするほど大ヒットした」
「時代にあった戦略」
8位 マイケル・ウッドフォード氏(オリンパス)
「保身よりも信念を貫いた強固な意思と正義感とその勇気」
「自社の不正を暴いた」
8位 永守重信氏(日本電産)
「経営者として率先垂範」
「長期的視野で、日本の進むべき道を見事に具現化している」
10位 鈴木 修 氏(スズキ自動車)
「VWとの提携を打ち切る決断をしたこと」
「カリスマ性をもつ数少ない経営者である」

◆「社長が注目 来年の会社」トップ10
1位 オリンパス
「窮地をどう乗り越えていくのか興味がある」
「失墜した信用をいかにして取り戻せるか」
「技術力が存続のベースになるか注目している」
2位 ソフトバンク
「他社のiPhone販売をどう迎え撃つのか楽しみ」
「もっと新しいことをやってくれそうな期待感がある」
3位 トヨタ自動車
「円高・タイ洪水など逆境に打ち勝つことが出来るか」
「日本のトップカンパニー。様々な問題からどう脱していくのか注目している」
4位 ディー・エヌ・エー
「球団を買って果たしてどうなるか」
「球団をどう運営していくのか楽しみ」
5位 Apple
「カリスマ経営者が亡くなった後、どう進んでいくのか」
「次はどのような商品を出してくるのか注目している」
6位 ファーストリテイリング
「どこまで海外売上比率を伸ばせるか注目している」
7位 東京電力
「原発問題をどう解決していくかに興味がある」
8位 パナソニック
「厳しい経済、業界環境化に、あの巨大企業をどのように持っていくのか」
9位 NTTドコモ
「iPhoneをどうするのか、注目しているので」
10位 日産自動車
「新しい時代に向けた高性能の自動車の開発に力を注いでいる」

【方法 学校法人 産業能率大学調査】
・調査対象:従業員数10人以上の企業経営者 541人
・調査方法:インターネット調査
・調査実施日:11月25日~12月5日 11日間
・有効回答:456
・回答者属性:
・性別
男性  434人(95.2%)
女性   22人( 4.8%)
・年齢
30代  32人( 7.0%)
40代 178人(39.0%)
50代 179人(39.3%)
60代  63人(13.8%)
70代   4人( 0.9%)

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